記録と京都

よろしくお願いします。

記録っていつも更新されていると思いませんか。 先月もいろいろな記録更新がありました。 例えば甲子園で広陵のキャッチャー中村くんが清原さんの甲子園ホームラン記録を含む様々な記録を更新したり。 例えば東京で1ヶ月の日照時間の最短記録が更新されたり。 例えばTwitterオバマアメリカ大統領のバージニア衝突後ツイートのいいねが最高記録を更新したり。 細かいものも気にしているとキリがありませんよね。

「記録は破られるためにある。」いい言葉だと思います。 認識してる限りではぼくは今まで一度も何か記録を破ったことはありませんので偉そうに言える立場ではありませんが。 この言葉はいったい誰が最初に言ったのでしょうか。 調べてみると、一番検索にひっかかるのはリチャード・ブランソンさん*1でした。 似ている言葉で「ルールは破るためにある。」が出てきて少し笑ったのは秘密です。

記録があると一種の評価基準としてわかりやすいから使われるのでしょうかね。 また、記録は目標にもなります。 人為的でない天気などの記録はともかく、人の手によって作られる記録は破ろうと頑張ることで良い成果が生み出されることもあるはずです。 自分も目標を持って頑張っていこうと思います。

さて、自己啓発本みたいな反省は置いておいて、記録的に天気が悪かった8月半ば頃にぼくは京都に行ってきました。 京都へ観光というと清水寺などお寺に行くことが多いと思いますが、ぼくが訪れたのは京都は宇治・伏見です。 宇治・伏見は二回目の訪問となっていて、前回は2015年の8月、響け!ユーフォニアムのアニメ放映が終わった直後に聖地巡礼として訪れています。 今回なぜ宇治・伏見を訪れたかというと、響け!ユーフォニアム2のアニメ放映が終わっていたからです。 全く一緒ですね。

今回は前回と違い日中限られた時間だったので、あまり多くの場所を見ることはできませんでしたが、かわりに聖地を巡るだけでなく地域の雰囲気を楽しんできました。

まず、今回は前回と違い聖地巡礼するのに便利なアイテムがいくつかありましたので紹介します。 ひとつは舞台めぐりマップというものです。 このマップは今回では宇治市の観光案内所に置いてあったもので、そのシーンの写真と場所が書いてありとても便利です。

https://www.city.uji.kyoto.jp/0000017106.html

また、その舞台めぐりマップに書いてあったので入れたスマートフォンアプリの舞台めぐりというものがあります。

舞台めぐり

こちらのアプリケーションは位置情報をつかうことができ、聖地に到着すると写真に使えるオリジナルステッカーがプレゼントされます。 そのステッカー集めのために巡るもよし、ただ写真を撮るだけでも場所がわかりやすいのでよしととても便利なアプリケーションだったのでこれからどこか宇治以外の場所でも聖地巡りをする方はぜひどうぞ。

さて、観光ですがまず京都では宇治・伏見1dayチケットを購入しました。 前回も購入したものですが、京阪電車の宇治〜伏見区間が乗り放題になるチケットで響け!ユーフォニアム聖地巡礼をする際には必需品だと思います。 京阪電車も決して高いわけではないのですがチケットを買うと2,3度乗り降りすると元が取れるリーズナブルなチケットなので1枚いかがでしょうか。

宇治ではまずいつものベンチで黄昏れたあと、宇治神社宇治上神社でお参りをしてきました。

なんとこのとき宇治川の上流の天ヶ瀬ダムの放流が行われており(!)、宇治川の内部にある橘島には増水による水位や水流の影響で立ち入ることができませんでした。

そのあと、歩いている途中で見つけた福寿園お茶屋さんで宇治抹茶アイス氷を食べました。

前に人がいないのが残念で仕方ありませんが、宇治抹茶アイス氷はものすごく美味しかった……! かき氷はこれまであまり好きではなかったのですが、この宇治抹茶アイス氷で全てのかき氷に対する固定観念が破壊尽くされました。 濃厚な宇治抹茶味のシロップがかかったなめらかな舌触りのアイスはきっと食べる者全てを虜にしています。 上にかけてある五色餡は宇治抹茶の味わいを引き立てつつも絶妙にかき氷と絡みつき、食べ始めに動かした手は器が空になるまで止まらなくなりました。 最後まで楽しめるように白玉やアイスが添えてあり、この宇治抹茶アイス氷だけで冷たい食べ物全てを制覇する勢いです。

新着情報一覧 | 福寿園宇治工房

サイトによると9月末頃までやっているそうなので、その期間までに宇治に行くことがあれば絶対食べてください。

その後大高山に登り、宇治市を見渡せる展望台で一休みしました。

1月の放映のあと少し期間が空いてしまったので人はいないもんだと思っていましたが、響け!ユーフォニアム目当てで来てる人もいました。 それだけ聖地人気のあるアニメでもあり、映画がこの後3本(!!)も控えている響け!ユーフォニアム。 見てないみなさんはよろしくどうぞ。

anime-eupho.com

最後に伏見の伏見稲荷大社にも寄りました。 時間の都合もあり千本鳥居の奥までしか行けませんでしたが、暗くなってきた時間にも関わらず海外の人を中心に多くの人で賑わっていました。

なぜこんなに海外の人が多いのかと不思議に思っていましたが、調べてみると実は伏見稲荷は外国人が選ぶ日本の観光地第1位になっていたからだとか。 インパクトのある千本鳥居が記憶に残りますが、1位という記録に残ることも素晴らしいですよね。

今回の京都もとても、とても、とても楽しかったです。 次は中学校の修学旅行以来全く行っていないお寺に行ってみたい気持ちがあります。 あのときの自分と今の自分で受ける印象はきっと大きく違っているのではないでしょうか。 とても楽しみです。 それではまた。