よろしくお願いします。
昨年にこんな記事を書いていたので、今年も書こうと思います。
あらためての建付となりますが縛りは2021年に1巻を買った漫画のランキング。 発売日は問いません。 ジャンルはごちゃまぜです。
それではどうぞ。
ランキングだけ見たい方はこちらから。
10位〜4位
10位 わるいあね
ジャンル/ラブストーリー
姉と弟の禁じられた恋の話。
過激なシーンが多くて、ウッとなることもあるけど、読み始めると気がついたら終わっちゃったってくらい集中して読んじゃう感じ。 3巻で終わるのは丁度いい気がする。 この距離で恋愛って無いものだと思ってたんだけど、それをリアルに描いているので本当にあるの?と思わせちゃうのは作者の力かも。
9位 人間に恋した鬼は咲う
ジャンル/ラブストーリー
これもまた別のありえない恋の物語。 千年生きられる鬼と、百年しか生きられない人間の恋。
絵も綺麗だけど、同じくらい物語も綺麗だと思う。 ほんわかした話と心を揺さぶる話、その合間に時折見せる心情に心がギュッとすること請け合い。
8位 プロミス・シンデレラ
ジャンル/ラブストーリー
金持ちの高校生と浮気されて離婚する(予定の)専業主婦の年の差の恋物語。 最初の方は本当にそれぞれ自分の気持ちを上手く出せず不器用になってしまうところとかも、とても良い。
なんで自分は3連続でラブストーリーを選んだんだ?となってしまったけどもちろんこれも面白い。 ちょうどドラマもやってた作品だし、女性漫画だけど男性でも楽しめると思う。
おまけに描かれる表紙絵を撮るっていう設定の漫画も好き。
7位 ダンジョンの中のひと
ジャンル/ファンタジー
ダンジョンの攻略途中でダンジョンの管理人にスカウトされて、運営側になる話。 裏方に回るからこそわかるダンジョンの面白さっていうのが伝わってきて、仕組みをみているだけでワクワクする。
基本のんびり進行で、時折シュールなお笑いも入っていて、疲れたときに読みたくなる感じ。
6位 シャングリラ・フロンティア
ジャンル/ファンタジー
クソゲー大好きな主人公が神ゲーと呼ばれる『シャングリラ・フロンティア』で冒険に挑む冒険ファンタジー。
クソゲーで培った持ち前の攻略能力を活かして神ゲーで暴れまわるのが爽快。 自分もユニークスキルが欲しくなる。
いわゆるSAOやOSO、古くは.Hackなどに代表される主人公がゲームで活躍するのを描く作品。 ゲームに囚われるような現象は起きないです。 原作は小説家になろうなんだけど、ノベルは商業出版されないまま週刊少年マガジンでコミカライズの連載がスタートしたというちょっと異色の経歴を持つ。
5位 黒岩メダカに私の可愛いが通じない
ジャンル/ラブコメ
めちゃくちゃモテる女の子が関心を持ってくれない転校生にどうにかして気にしてもらおうといろいろする話。
アレコレ試行錯誤しているのをずっとニヤニヤしながら見ちゃう。 人前では読めないかな、、 イラストもとても可愛くて今連載してるマガジンのラブコメの中で一番好きかな。
4位 はめつのおうこく
ジャンル/ファンタジー
師匠を殺された復讐をするダークファンタジー。 超エグくて、これを見続けると心が壊れる気がする。 でも、その次を知りたくて読み進めちゃう。そんな作品。
魔法の世界と科学の世界っていつの時代も争うんだなあ。。(本棚のとある魔術の禁書目録を眺めながら) アーサー・C・クラークの「高度に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」って言葉を思い出しちゃうよね。
作者のyoruhashiさんの同じ世界観を共有するウェブトゥーンの『剣の王国』も読んでほしい。
番外 ウェブトゥーン
第4位にウェブトゥーンの話題を入れたので、今回はウェブトゥーンについて軽く。
そもそもウェブトゥーンっていうのがなにかっていうと、韓国発のデジタルコミックの表示形態。 いろいろあるけど、縦スクロールでフルカラーっていうのが広く一般的なフォーマットかな。
世界でもそうだけど、日本ではピッコマやLINEマンガの1話ごとに課金して読むってスタイルが有名。 世界配信してるだけあってかなり稼げるみたい。
あと、韓国では紙の本と違う検閲フィルターが適用されるらしく、結構アダルト系の作品も出せるっていうのもあるらしい。
それでは、紹介を。 ウェブトゥーンは買うって感じではないので買ってないものもあるけど許してください。
剣の王国
ジャンル/ファンタジー
さきほどちらっと紹介した剣の王国。
同じ世界観と言ったけど、時代はちょっと違うかも。 ただ、エグさは変わらない感じ。
俺だけがレベルアップな件
ジャンル/ファンタジー
まあ、有名なのはこれだよね。っていう。 正直めちゃくちゃ面白い。 いわゆる俺ツエーモノだけど、最初は弱いところからだんだん強くなっていく、、っていうのがかなりうまく描写されている気がする。
日本ではピッコマ限定だけど、英語や韓国語ならもっと先まで無料で読める。 韓国など海外ではスタジオ制作で作画や着色までシステム化されているらしく、作品が早く出てくるのも特徴かな。
翼は私のモノ♡
ジャンル/ラブコメ
王道ラブコメで、さっくり読めて、そこそこ楽しかった。 こういうのってウェブトゥーンに向いてるんだなと思ったかも。
小悪魔なお隣さん
ジャンル/ラブコメ
広告で回ってきて、面白いラブコメかと思ったら普通にアウトなシーン出てきて笑っちゃった記憶。 Toomicsって読み放題っていう課金形態なんだけどアダルト作品が多くて通常の作品はそこまで、って感じだったかな。
イジメてる2人を付き合わせてみた。
ジャンル/ラブコメ
タイトル通りのラブコメ。 最初の方は普通のマンガのコマ割りなんだけど、最近の更新話はめちゃくちゃウェブトゥーンに寄せてる感じがあったのでこっちで。 心の描写とかがとても良いのよね。
あことバンビ
ジャンル/ラブストーリー
さらにウェブトゥーンから離れちゃってるけど、縦読みってことでこちらで。 漫画家と幽霊の話。 先日映画化したホリミヤの原作の堀さんと宮村くんの作者のHEROさんの新作作品。 HEROさんは本当に人を描くのが上手いと思う。
そういえば、ホリミヤと堀さんと宮村くんってどちらも漫画なのよね。 漫画のコミカライズ・・・?
自分がTwitterで人とやりとりするようになったのも堀さんと宮村くんからなので個人的にとても思い出深い作品。 この機会に紹介するけど、堀さんと宮村くんもあことバンビも短編マンガも読んで徹夜してほしい。 短編マンガだと2010年のレッテルのある教室が好き。
ベスト3
ここからベスト3。
3位 図書館の大魔術師
ジャンル/ファンタジー
セドナという司書<カフナ>と出会い、セドナに憧れ同じく司書を目指す壮大なビブリオファンタジー。
まず、引き込まれる圧倒的な作画。 その水準と同じくらいの引き込まれるストーリー。 何をとっても素晴らしい。
また、挑戦する素晴らしさを感じさせてくれるのもとてもいい。 ただ漠然と過ごすんじゃなくて、人生をかけて過ごす意味を知る、みたいな。
1ページ1ページめくるのをもったいなく感じてしまう。 電子書籍で買ってるけど、紙でも欲しくなるような感じ。
2位 【推しの子】
ジャンル/ヒューマンドラマ
殺されて、アイドルの息子として生まれ変わった医者の転生アイドルもの。
ミステリー感を感じつつも、アイドル活動の話が進んでいく様子は、もはや芸術。 特に、登場人物に焦点を当てた回、毎回ハッとなる瞬間があり息を呑んでしまう。
今年買った作品を出したときに『【推しの子】』が出てきて、なんでこの作品買ってなかったんだ!ってなってた。 そのくらい、自分の中で大きい作品。
1位 この世界は不完全すぎる
ジャンル/ファンタジー
1位に選んだのは『この世界は不完全すぎる』。 とりあえず紹介を見る前に1話を読んでほしい。
よくある壮大なファンタジー
、かと思いきや、世界はゲームの中。 完全体感型VRゲームから出られなくなって1年以上経ったデバッガー達が、ゲームの中で生活していく話。
デバッガーだけあって、動きも実際のデバッグでやってそうな動き。 話だけ聞くとワンアイデアなのかな?と思ってしまいがちだけど、めちゃくちゃ広く話が繋がっていくから、次はどういう展開になるか楽しみで仕方がない。
どうしてゲームからログアウトできないかなどまだまだ謎は多いけど、これから解明されるのに期待。 とにかく、絶対読んでほしい。
終わりに
あらためて、ランキング一覧はこちら。
前回にも増してラブコメ・ラブストーリーとファンタジーに寄ってる気がしますね。 多分自分が好きなのってそういう作品なんだろうなって思っちゃいました。
一点、前回に比べて購入する作品数が減っちゃいました。 これは仕方ないのかなと思ってます。
なぜなら、前に買い始めた作品はそんなにすぐ終わらないんですよね。 新しいのを買うと、その作品も追わなくちゃいけなくなる。 来年もまた購入作品が減っちゃいそうですが、なんとか新しい作品を読み続けたいものです。
仕事柄本と邂逅する機会が多いと購入する本も増えちゃいますね。 なんとか破産しないように過ごしたいものです。
それではまた。
P.S. 今週のお題「買ってよかった2021」 にも当てはまってますね。