よろしくおねがいします。
これを書き始めたのは2021年の大晦日だったのですが、謎の腹痛に悩まされ、気がついたら年が明けていました。 書き始めたタイミングで書き終わらないといけないですね。
さて、去年にこんなエントリをあげていました。
今年も書きます。 といっても、なんと今年は7月からしか映画を観ていません。 なので、観てる本数は多くないです。 コロナ、許せないですね。
前回と注意点は一緒ですが、ランキングと言っても下位の作品が悪かったというわけではありません。 あくまで、ぼくに合わなかっただけなのであしからず。
それではどうぞ。
ランキングはこちら から。
10位〜4位
10位 かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル
鑑賞/2021年9月4日
原作/既読
https://kaguyasama-movie.com/kaguyasama-movie.com
かぐや様が告らせたいの実写化アニメの2つ目でファイナル。 お互いに相手に告らせよういろいろ試行錯誤する感じ。
正直、去年のランキングならもう少し上にいたと思う。 少なくとも、前作よりは面白かったかな。 ただ、やっぱり佐藤二朗があまりに邪魔でストーリーを邪魔してたのでこの順位に。 平野紫耀くんはかっこよかったし橋本環奈ちゃんは可愛かったと思う。
9位 恋する寄生虫
鑑賞/2021年11月28日
原作/既読
原作は三秋縋さんの同名作。 人間関係を築きにくい潔癖症と視線恐怖症という病にかかった二人がとあるきっかけから知り合っていき恋に落ちていくラブストーリー。
原作が結構好きだったから期待してたんだけど、期待ほどではなかったかな。 映画映えするようなストーリー展開だと思ったんだけど、、。
8位 竜とそばかすの姫
鑑賞/2021年7月18日
原作/なし
現代のインターネットの問題✕美女と野獣って感じのビーアヒーローモノ。
サマーウォーズ以来の仮想世界ものってことで期待してたんだけど、大きく裏切られちゃったかなって印象。 期待しすぎたのかも。 ふせったーで感想書いてたのでこちらに貼っておく。
竜とそばかすの姫、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ https://t.co/xaXmiDD8lO
— かめ (@sytkm) 2021年7月18日
7位 アイの歌声を聴かせて
鑑賞/2021年11月28日
原作/なし
『イヴの時間』や『サカサマのパテマ』の吉浦康裕監督の作品。 ポンコツAIと高校生たちの青春群像劇。
冒頭はなんか全体的にスマートホームにしてるウチに近くてちょっと先の未来、って感じで期待が持てたんだけど、合間合間に挟まるミュージカル演出に辟易、、 ミュージカルが挟まって当然って感じじゃなくて、作中の高校生たちもええっ!?って顔してたのはちょっと安心できたけど、うーん、個人的にはなかったほうが良かったかなあ。
あと、最後の展開が悪いことしても許されるのが若干納得いってないかな、、 「君の名は。」みたいに危機が迫ってるんだったらともかく、そんなでもない状況でやらかしちゃうのは微妙だったかも。
作品に入り込めていれば違ったかな。
6位 DUNE/デューン 砂の惑星
鑑賞/2021年10月22日
原作/未読
同名SF小説を原作にした2部作(らしい)の1作目。 物語の複雑さから何度も映像化され何度も失敗したという曰く付きの作品で、メランジと呼ばれる色々な用途に使える価値あるスパイスが採掘できる惑星アラキスの支配権を巡り渦巻く陰謀をテーマとしている。
他の映画の前に流れる予告でSFということもあり惹かれて観に行った。 世間ではつまらなかったといった感想をよく見かけたが、正直悪くはなかったかな。 映像はよかったし、ストーリーも内容がわかってくるにつれて楽しめる雰囲気があった。 固有名詞が多いのと、盛り上がりポイントがあまり多くないところあたりがそういった感想になったのかも。
作品が何部かに別れているのがタイトルなどでは全然わからないのは微妙かもしれない。 意気揚々と観に行ったのに俺達の物語はこれからだ!みたいな感じで終わってしまったら消化不良感は強い。
5位 アーヤと魔女
鑑賞/2021年9月4日
原作/未読
https://www.aya-and-the-witch.jp/www.aya-and-the-witch.jp
ハウルの動く城と同じダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品が原作のジブリ制作の3D作品。 魔女とともに暮らす男に孤児院から引き取られたアーヤ・ツールが、魔女にこき使われるだけで約束してた魔法も何も教えてもらえないことに腹を立て、反撃を始める話。
ジブリで初の3Dということで若干不安だったけど、面白かった。 もう少し広がりがあっても良かったのかもなーと思ったけど、あの時間の映画で収めるのはあのくらいが丁度いいのかも。
エンディングの線画もかなり好きだった。 エンディングでダーッと文字が流れるだけとか映画のダイジェストも悪くないけど、その後とかが描かれると楽しいよね。
4位〜1位
ベスト4はこちら。
4位 サマーゴースト
鑑賞/2021年11月13日
原作/なし
キミスイの表紙で一躍名を馳せたloundrawさんの初監督短編アニメ。 花火をすると現れる幽霊「サマーゴースト」との交流を通した、含みがある3人の高校生のひと夏の物語。
青春を紐解いたような寂しい夏を感じられる作品。 雰囲気が好きという人もたくさんいそう。 ぼくもその一人。
花火と言っても、夜空にドカンと打ち上がる大玉じゃなくて、線香花火。 線香花火って儚さを感じるよねーーという。
儚さといえば、この作品の中盤以降はサマーゴーストが「ゴースト」になった、死んだあとの今を捜す話になる。
死っていうのは、生と対になる概念で、現状といちばんかけ離れた状態。 3人の高校生もそれぞれ、生から離れたくて、死についてききたくて、サマーゴーストに会いに来たというわけ。
脚本は乙一さん。 こういった話には強いわけで、うまくまとめていると思う。 短編だけど満足感があったかな。
3位 劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ -星なき夜のアリア-
鑑賞/2021年11月28日
原作/既読
ラノベ作品で一番売れたのでは?と言っても過言ではないソードアート・オンラインシリーズの最新作。 プログレッシブは最初に全員が閉じ込められた「アインクラッド」に焦点をあてて第一層から順番に書いていくシリーズで、この劇場版は第一層攻略のアスナ視点。
ストーリー知ってるしなーと思いながら見に行ったんだけど、かなり丁寧に作られていて、二度目でもとても楽しめた。 アスナ視点だとキリトくんは2倍増しでカッコよかったかも。
いつまで続くのかはちょっと気になるかも。 このスピードで行くと単純計算で100部作になっちゃうかもね。
2位 サイダーのように言葉が湧き上がる
鑑賞/2021年8月7日
原作/なし
フライングドッグの設立10周年記念作品。 会話が苦手な俳句少年とコンプレックス有りのマスク女子高生の恋物語。
出会ってお互いを知っていくうちに距離を縮め、それぞれの課題と向き合っていくところの成長が見ていてとても楽しかった。
最後に共感性羞恥をものすごく感じる場面があり、自分はあてられて耳を手で覆っちゃったくらいだった。 ある意味あれだけ心を動かされた作品はこれが一番かも。
ビビッドではっきりとした配色のイラストが映画のポスターになっているけど、あれがそのまま動くのは必見。 大画面で見て良かった。
1位 フラ・フラダンス
鑑賞/2021年12月13日
原作/なし
フジテレビがアニプレックスとイオンと共同で東日本大震災発生から10年となる2021年にアニメ作品を発表する「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」企画の一環*1。 スパリゾートハワイアンズでフラガールとして働くことにした主人公とその同期との成長を描く物語。
スパリゾートの全面協力があっただけあって、スパリゾートハワイアンズの描写がとても精巧。 これまであんまりスパリゾートハワイアンズに特段興味はなかったんだけど、行きたいなと思った。
見た直後の感想はこちら。
どん底の状態から周りと助け合って成長していくっていう主人公を震災からの復興と重ね合わせた作品という印象でした
— かめ (@sytkm) 2021年12月13日
今も印象は変わらないけど、もう一度みたいなと思ってる。
元気になる作品になるようにという思いが伝わってきて、自分も頑張ろうって思ったかな。 突然アイドルが出てきたときええっ!?ってなったけど、ダンスシーンの3DCGがいい作品はやっぱりいいよね!
あらためて、一覧を。
2020年ほどハズレはなかったけど、2020年ほど当たりがあったかというとそこまでではなかったという感じ。
今年はたくさん見られるといいなって思います。 実写も見ていければ。
それでは、また。