ボードゲーム『Lunar Base』

持っているボードゲームの紹介です。

前回はこちら。

sytkm.hatenablog.com

本日は『Lunar Base』

2人〜6人用の、相手よりも成功した月の基地をカードで作っていく変則タブロービルド系ゲームです。

ゲームの遊び方

まず、カードの紹介から。

左から、ステーションカード、モジュールカードが2つ、エージェントカード、影響カードです。 モジュールカードやエージェントカードには右上にコストが書かれており、それを支払うことでモジュールの建築やエージェントの召喚が可能です。 また、カードの横には半オーブが描かれています。

ゲームの準備の前に勝利条件から。

  • 20クレジット集める
  • 自分の基地に青色で示された開拓者が10人いる
  • 自分の基地に5つの異なる科学的業績がある
  • ゲーム終了時に4枚の影響カードを見せる

のどれかを達成すれば勝利となります。

準備としては、まずステーションをシャッフルし、プレイヤーに1枚ずつ配ります。 受け取ったステーションはTerran Outpost側を表向きにし自分の手元に置いてください。 ステーション以外のカードをシャッフルし、山札を作ったらそこから3枚引き手札とします。

残った山札から3+人数枚分カードを引いたら表向きにし、サプライとして場に並べます。 最後に全員がクレジットカウンターを受け取り、3に合わせたらゲームスタートです。

30日以内に一番長い旅行をしたことある人からゲーム開始です。 前回勝利した人がいれば、その人の左の人からゲームをスタートします。

自分のターンが来たら、以下の3つのステップを順に行います。

  1. エージェントを任意の枚数出す(出さなくても良い)
  2. 自分の基地にあるメインアクションを1つ行う
  3. シャトルの到着を確認する

まず、任意でエージェントを出すことができます。 右上に書いてあるオーブがコストとなっています。

コストの支払い方は、オーブ1つにつき1クレジット支払います。

ただし、自分の基地にあるオーブの数だけその色のコストは割り引かれます。 これはモジュールを建築するときでも同じです。

その後、書かれているアクションを行ってください。

続いて、自分の基地にあるメインアクションを行います。 メインアクションはステーションの中央下部にあるもののほかに、特定のモジュールにも存在してます。 四角で囲まれているもので1アクションとなるので、1つを選び実行します。

ステーションのTerran outpost面には

  • サプライから1枚選んで獲得するDraft
  • 自分の手札から1枚選び、コストを支払って基地にくっつけるBuild
  • カードを1枚選び捨札置き場に置いて1クレジット獲得するResell x 2&山札から1枚引くDraw

の3アクションが書かれています。

Buildは、右上のコストを支払ったあと、自分の基地にくっつける形でモジュールを配置します。 その際には、既にある基地の半オーブとくっつけるモジュールの半オーブが同じ色でなければなりません。 ただし、灰色のオーブはワイルドとして扱うので、何色にもくっつけられます。

(上の写真では、赤オーブが2つ、青オーブが1つ、黄オーブが2つ、ワイルドになる灰オーブが1つです)

アクションは他に、

  • 自分の手札から1枚選び捨てるDiscard
  • ステーションをひっくり返すFlip Station
  • クレジットを貰う/失う Gain/Lose Credits
  • 他人の基地から条件に合ったモジュールを盗んで手札に入れるSteal Module
  • 他人のクレジットを盗むSteal Credits

などがあります。

ステーションをひっくり返すと違う効果が書かれています。

その後、シャトルの到着を確認します。 サプライからモジュールとエージェントの両方がなくなったときにシャトルが到着したことになります。

シャトルが到着したら、自分の基地に作られた無地または黄色のオーブ1つごとに1クレジット獲得します。 その後、最初と同様に3+人数枚分カードを並べます。

これが終われば次のプレイヤーのターンとなり、勝利条件が満たされたらゲーム終了です。

ゲームに慣れてきたら影響カードを入れてみてください。 影響カードの特徴としては、

  • 4枚集めたら勝利する
  • Resoldできない
  • 影響カードが残ったままでもシャトルが到着する

といったことがあります。

感想

テーマ・デザイン・ゲーム性どれをとってもめちゃくちゃ好きなゲームです。 去年書いた楽しかったボードゲーム5選にも選んでいますね。

sytkm.hatenablog.com

自分でその色のオーブを持っていたら安くなるといういわゆる宝石の煌めきと似たようなかたちですが、建築方法によって変わってくるので建築にも考えることが増え、そこがまた面白いです。

また、基地が大きくなっていくと作ってる感がありとても良いですね。

勝利条件がたくさんありますが、遊んだときはすべてお金で勝利条件が達成されていました。 他の勝利条件での達成が見たいです。

遊ぶときの方針

やはりお金が強いので、お金になるオーブを作れるモジュールは拾っておきたいですね。

他人の状況も見られるので、気をつけてみておいたほうが良いです。

また、他人がお金を稼ぎやすい状況になっているときは、シャトルを到着させないほうがよいので、選ぶアクションは慎重にしてください。

終わりに

キックスターターで支援したということもあり、楽しめるか不安だったのですが、面白さや箱の可愛さを含めてとてもお気に入りのゲームです。 英語もそんなに難しいものではなく遊びやすいなと思いました。

前の記事でも書いていましたが、合うスリーブがないことだけが不満。。 拡張も出るらしいので、ぜひともそっちもほしいですね。

それではまた。