漫画『ラジエーションハウス』

グランドジャンプで連載中の医療漫画、『ラジエーションハウス』

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実写でドラマや映画もやっている。

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主人公の五十嵐唯織は放射線技師。 憧れていた幼馴染が放射線科医として勤める病院に採用されるところから物語が始まる。

流れとしては、科に訪れてきた患者さんを診ることで、その患者さんの病気を検討することになり、そのまま放射線科内で話が発展していく感じ。

実は主人公にもちょっとした秘密があったりして、それが幼馴染に知られていく展開は好きな流れ。 読影するところは本当にかっこいい。

巻数が進むにつれて、他の科や他の病院との関係だったり、医療用器具の営業の人との関係だったり人間関係が複雑になってくる。 逆に、もともとギクシャクしていた科内の関係は随分と改善されて、見てて安心できる。 総じて病院勤めはとても大変そうだなという感想になっちゃうね。

恋愛模様もメインではないものの描かれている。 特に主人公から杏ちゃんへの心は止まることを知らず。 逆も伸びてきてるし、同僚との関係も気になるし。。。 病院勤めって不規則な時間だし忙しいしで出会いとかなさそうで大変そう。

医療漫画としては、よく医者が主人公になるが、ここでは放射線技師というニッチな職業も含めた放射線科で話が進んでいく。

自分は全然放射線科で何をやっているかをこれまで知らなかったけど、これ読んでめちゃ解像度が高くなった気がする。 難しそうなテーマの割にはわかりやすく、原作者と作画担当の方の手腕がすごいと思う。

めちゃくちゃ面白くて、ドラマ化するのも納得。