入浴

自分は毎日お風呂入るとき、湯船に入らずシャワーで過ごすことがほとんどだ。

理由はシャワー派の皆様であればわかるとおり、湯船の準備をすることが大変だからである。 準備には、まず湯船を掃除し、お湯を入れ、ある程度溜まってからお湯を止め、そのお湯が冷めないうちに入る必要がある。

掃除をしなくちゃいけないし、お湯が入るまで神経を張り巡らせなくちゃいけないし、入るタイミングも制限される。 自動で入れる機能だったり追い焚きの機能だったりがついていれば幾分か楽になるのだが、自宅の湯船にはそんな機能はついていないため、全てやらなければいけない。

それら諸々を湯船に入ったときの気持ちよさと勘案した結果、シャワーで妥協するという結論に至ったわけである。

もちろん、湯船に入ったときの気持ちよさは染み入るほど知っている。 体の疲れが全て溶け出すような感覚だったり、全てを忘れさせるかのようなリラックス感は何にも替えがたいものである。

しかし、それ以上に面倒くささが勝ってしまう。 仕事を終えて疲れた状態で掃除などの準備を行えるほど体力は残っていない。 これが余裕ないということなのだろうか。

いや、正確に言うと余裕を作る努力はしているのだが、その努力を持ってしても湯船に入るまでは行かない。 それだけハードルが高いと思っている。

あと、湯船に入る余裕があるときは、疲れが取れるという湯船の効力を最大限発揮できないというところも気になる。 最近はサ活などで銭湯やサウナに行く人が増えているが、やっぱり疲れたときには自分で準備せずにすべてやってもらえるところに行くべきなのかと思ったりする最近である。