ボードゲーム『ポーション・エクスプロージョン』

本日も持っているボードゲームの紹介です。

前回はこちら。

sytkm.hatenablog.com

本日は『ポーション・エクスプロージョン』

2人から4人までで遊べる、パズル&セットコレクションゲームです。

排出器から材料を取り出し薬品を作り、作った薬品のパワーも使いながらまた薬品を作ります。

ボードゲームアリーナでも遊べます。

boardgamearena.com

ゲームの遊び方

中央に薬品が詰まった排出器を置いてください。 近くに助力トークンと技能トークンをまとめ、技能トークンは人数にあった数だけ手前に置いてください。

手前に置いた技能トークンを「制限時間スタック」とします。

プレイヤーに研究台ボードを渡してください。

また、初期薬品タイルをプレイヤーの人数の2倍分取り出し、配合が書いてある面を表向きにし、カタン形式*1で2つ薬品タイルを受け取ってください。

研究台ボードに薬品タイルを配置したら、残った薬品をすべてシャッフルして5つの山に分けたら場の準備は完了です。

手番はスタートプレイヤーから行われます。

自分のターンになったら以下の4つの行動を順に行ってください。

  1. 材料の確保
  2. 材料の使用
  3. 薬品の完成
  4. ターンの終了

「材料の確保」では、排出器から材料を1つ取り出します。

画像では、左から2番目の黒い「オーガの鼻水」の真ん中を取り出しました。

取り出したら、上下に材料があればそれらがぶつかると思います。 ぶつかったときにそれらが同じ色ならば、爆発といいそれも同時に取り出します。 これを連鎖反応と言います。

これを、連鎖反応がなくなる、つまり、違う色がぶつかるか材料同士がぶつからなくなるまで行います。

画像では、取り出した材料の上下の黒い「オーガの鼻水」を2つ、次に黄色い「フェアリーのフケ」を2つ、次に青い「ユニコーンの涙」を3つ獲得したあとです。 最初に取り出したものと合わせて、合計8個材料を獲得したことになります。

ここで、「材料の確保」の前か後の任意のタイミングで1ターンに1度教授からのささやかな助力を使うことができます。 この助力は、助力トークンを1つ受け取り、排出器から1つ材料を取ることができます。 このとき爆発は発生しません。

続いて「材料の使用」です。 こちらでは、獲得した材料を自分の薬品タイルかフラスコに置きます。 このとき、薬品タイルと材料は同じ色のものしか置けません。

また、色が一致するならば可能な限り置く義務があります。 薬品タイルにこれ以上置けなくなるか、置ける色がない場合にはフラスコに置きます。

次に、「薬品の完成」です。 こちらでは、薬品の置く場所がすべて埋まったら、上においてある材料を排出器の上に転がしたあと、横に置いて裏返します。 裏返した薬品は口を上向きにしてください。

この口が上向きの薬品は、その効果を自分のターンの任意のタイミングで使うことができます。

薬品には排出器から1つ選んで獲得するものや、同じレーンの異なる色2つを獲得、他人のフラスコの材料を奪うものや自分のフラスコの材料を色を無視して置くなどの効果があります。

薬品を使ったあとは口を下向きにし、使ったことがわかるようにしてください。

最後に「ターンの終了」です。 ここでは、

  • まだどこにも乗ってない材料がある場合は排出器に戻す
  • 自分の研究台ボードに薬品が2つなければ、2つになるまで薬品の山から薬品を選び配置する
  • 技能トークンを得たかどうかチェック
  • ゲームの終了条件が発生したかチェック

を行います。

それらが終わったら、次の人のターンとなります。

技能トークンは

  • 1種類の薬品を3つ以上完成させる
  • 5種類の異なる薬品を完成させる

のどちらかを行ったとき、「制限時間スタック」から技能トークンを1つ取ってください。 5種類の異なる薬品を完成させるはゲーム中1回のみ達成可能です。

ゲームの終了条件は「制限時間スタック」の技能トークンが0個になったときに発動します。 発動した場合、全員が同じ数ターンをこなせるように最終プレイヤーがターンを終了するまでゲームは継続されます。 継続中は「制限時間スタック」に技能トークンがなくとも、、獲得条件を満たした場合は余っている技能トークンを獲得できます。

最後のプレイヤーまでゲームを行ったら、勝利点を計算し、一番高いプレイヤーが勝利となります。 勝利点は、使用/未使用問わず完成させた薬品の点数、技能トークンの点数を合計し助力トークンの失点を引きます。

同点の場合は、排出器から1つ材料を取り出し爆発を起こし、最も多くの材料を獲得したプレイヤーが勝利です。

感想

材料となるビー玉を選んで獲得していくというところが、スマホゲームを彷彿とさせる感じでいいです。 リアルで遊ぶとこんな感じになるんだなと思いますね。 色もきれいで写真映えがします。

薬品を作って使ってまた作るっていう流れが上手くいくといい気分になります。

また、いいとり方をすると一気に材料がもらえるので楽しいです。 隠れた部分が落ちコンで繋がっても嬉しいのがまたいいところ。

ただ、コンボは自分で見ておかないと取り忘れかねないので、注意しましょう。 ゲームだと自動で獲得されるのですが、リアルではそうはいかないですよね。

あと、ゲームの構造上仕方ないのだけれど、1つのレーンから取って完成させると、またそのレーンの材料が良いものになりやすいので他のレーンが動かなくなるというデメリットが。

遊ぶときの方針

できるだけたくさん獲得できるレーンと材料を選びましょう。 また、それらが配置できるように自分のフラスコは全色があるようにしたほうがやりやすいですね。

そのためには、薬品は自分のターンでできるだけ完成しきるようにしたほうがいいです。 残り一つだけとかになってしまうと次のターンで損する可能性が高いので、-2勝利点の助力トークンを使ってでも完成させましょう。

プレイヤーが多くなるにつれ自分の手番ごとに違う盤面になりやすいので、次のことは考えなくても良いかもしれないです。 ただし、次のターンで一気に獲得できる場所があるなら、そこを他人に使われないように助力トークンを使ってそのコンボを崩すのも手です。

他人のフラスコの材料を奪う薬品はもちろん強いですが、それを誰かが持っている場合にはフラスコの数を少なくするように調整したほうがいいですね。

終わりに

アプリ版で先に遊んだのですが、実際のほうが楽しそうと思って購入したゲームです。

自分のは第1版で排出器を自分で作らなくちゃいけなかったのですが、第2版ではプラスチックの排出器が同梱されているということでちょっとうらやましい。

第2拡張にプラスチックの排出器がついていたので、普段遊ぶときはそっちを使っています。

それではまた。

*1:スタートプレイヤーから時計回りに1つ選び、全員1つ選んだら最後のプレイヤーから逆時計回りで1つ選ぶ