よろしくお願いします。
毎年恒例(?)のこのタイトルのエントリを今年も書こうと思います。 昨年はこちら。
例年どおり、ランキングの縛りはその年に1巻を買った漫画のランキングです。 発売日は問わず、ジャンルはごちゃまぜとなっています。
それではどうぞ。
ランキングだけ見たい方はこちらから。
10位〜4位
10位 思春期ちゃんのしつけかた
ジャンル/ラブコメ
ちょっと気になっていた二人が親の再婚で義兄妹になることから始まるラブコメ。
ちょっと公共の場では見られないシーンが多めだけど、王道展開ということもあり流れは安心して見ていられると思う。 おくさまが生徒会長!の中田ゆみさんの作品なので、あっちが好きだったらこちらも好きになるかも。
9位 恋はいいから眠りたい
ジャンル/ラブコメ
どうしても睡眠に勝てない主人公とそんな主人公が好きで健気にアピールを続ける後輩の話。
流石にこんなにも積極的なのに不躾な態度を取られている後輩が可哀想な気もする。 後半でライバルも出てくるし、主人公はちょっと前世で良いことをしすぎたんだと思う。 1巻最後の漫画がすべてを表してるといっても過言ではない。
本人たちの間では付き合ってなくても傍から見ると付き合ってるっていうのはこういうことを言うんだと思うな。
8位 妹の友達が何考えているのかわからない
ジャンル/ラブコメ
妹の友達がささやかに主人公にアプローチしていくラブコメ。
Twitterで何度か見たことある人もいそうなくらいはバズってた作品。 単行本出てたんだと思って買ってしまった。 やっぱりつゆちゃんがとてもかわいいですね。 奥手だけどアプローチするっていうところが、もうほんとに。。
個別の感想も書いてる。
7位 カナン様はあくまでチョロい
ジャンル/ラブコメ
チョロい悪魔と天然な男子高校生のラブコメ。
魂を食べるために人間界に潜伏していたのだけれど、気がついたら人間と付き合うことになったピュアな悪魔がドタバタしていく話。 ラブコメの中ではコメディー寄りな作品。
悪魔のカナンちゃんがうぶでとてもかわいい。 主人公に人間味ないのが少し微妙だけど、それを超えて余りある可愛さに注目。
6位 紫雲寺家の子供たち
ジャンル/ラブコメ
父親からの衝撃の告白から始まるお金持ちの7人兄弟姉妹の話。
こいつラブコメしか読んでねーな、というところは置いといて、登場する兄弟姉妹の揺れ動く心が描かれていてドキドキする感じがある。
彼女、お借りします。の宮島礼吏さんのヤングアニマルでの連載。 かのかりでお墨付きの女の子たちの可愛さはもちろん、主人公もそこまで嫌悪感なく、あちらが苦手でもこちらは楽しめるかも。
5位 リバイアサン
ジャンル/SF
宇宙を彷徨っていた廃旅客船で起きた出来事を、残された手帳の記述とともにたどっていくSFサバイバル。
久しぶりに衝撃を受けた。 生き残りを賭けて友人同士の関係が壊れていくところは書き込みの深さも相まって、物語に引きずり込まれる感じ。
フランスで先行販売されたものの逆輸入と一見変わった経歴を辿る作品。
4位 薫る花は凛と咲く
ジャンル/ラブコメ
底辺男子校と、そこに隣接しているお嬢様学校。 学力的なところもあり、特にお嬢様学校側は男子校の方を敵視している。 そんな学校にそれぞれ通っている2人がケーキ屋で出会ったことから始まるラブコメ。
こういう立場がはっきりと別れている話、古くはロミオとジュリエットからたくさん描かれていて食傷気味な人もいるかもだけど、そういった人にもぜひ読んでほしい。 特に表情を通した感情描写がとても上手く描かれており、お互いを大切に思うところとか、なんとかして壁を壊していこうとするところとか、一度読んだら忘れられなくなると思う。
周りの人も含めいい人たちばっかりで、なんでこんなに対立してたんだ?と思うことも。 人間って難しいねえ。
番外 購入していたけど今年完結した作品についての雑感
いつも入れてる番外編、何を書こうか迷っていたら天啓が舞い降りてきました。
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
ジャンル/ラブコメ お互いに惹かれてる生徒会の二人による恋愛頭脳戦。
いやー、終わっちゃいましたね。
最後いろいろな展開があったけど、大団円でしたという終わり方で大満足。 ありがとうございましたという感じ。
作者の赤坂アカさんはこれ以降は漫画を描かず原作になるという話だったので、これが最終作。 今の【推しの子】みたいな感じになるのかな。
自分はイラストよりはストーリーを重視しがちなので次回作以降も楽しみ。
プロミス・シンデレラ
ジャンル/ラブストーリー
ドラマ化もしたこちらの年の差恋物語もおしまい。
最初の巻から続けてみていくと、ほぼ皆が成長したいい終わり方だったな。 女性マンガも面白いんだなと思った作品。
青年少女よ、春を貪れ。
ジャンル/ミステリー
付き合ってからすぐに世を去ってしまった彼女の謎を辿るミステリー。
隠された秘密がどんどん明らかになって、余すことなく終わった感じ。 切ないけど、いつかは終わりが訪れるものだから仕方なし。 5巻という巻数もちょうどよかったかも。
桜井さんは気づいてほしい
ジャンル/ラブコメ
距離感が近い女の子と主人公のラブコメ。
もうちょっと続きを見たかったけど、一歩を踏み出せなかった主人公が踏み出せたというところはよかったかも。 桜井さんの恋が実ってよかった。 個別の感想も書いてる。
ベスト3
3位 イマジナリー
ジャンル/ラブストーリー
違う大学に行った幼馴染たちの微妙な関係を描くラブストーリー。
本当にただの日常が描かれているんだけど、そこに生まれるちょっとした話が良い。 また、周りにいる友人や家族がいい絡みをしており、こういう雰囲気が読みたかった!が描かれている作品。
自分もこんな関係の人と幼馴染でありたかったな。
個別の感想でも書いたけど、作者は幾花にいろさん。 この人の描く漫画っていい意味で特徴あるよな〜〜と思う。
2位 杖と剣のウィストリア
ジャンル/ファンタジー
魔法が幅を効かせている世界で落ちこぼれとなっている、魔力を持たない少年が約束を守るために魔道士の頂点を目指す物語。
主人公は魔法は使えないんだけど、戦士として剣が使える。 その使える力で高みを目指して藻掻いていく様子を一度ご覧いただきたい。
簡単に人が死んでいく様はちょっとエグいかも。 強い奴はどこにでもいるんだなあという底知れない深さがこの作品にはある。
原作は、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかを書いている大森藤ノさん。 ダンジョンに行くのは変わらないんだけど、こちらは学園ということもありダンまちとは違った展開を迎える。 エグさは変わらないけども。
青井聖さんの作画もストーリーに合っていて、とても良い。
1位 アオのハコ
ジャンル/ラブストーリー
1位は『アオのハコ』。
Twitterで個別の感想でさんざん好き好き言っていたので、もしかしたらバレちゃってたかも。
ひょんなことから同居することになったバドミントン部の主人公とバスケ部の先輩、新体操部の同級生を中心とした、青春スポーツラブストーリー。
読んでいくだけで心が浄化されていく。 何度も言ってそうだけど、こんな青春自分にはなかったな…。
まあ、恋愛一辺倒じゃなくて、スポーツにも真摯に取り組む主人公はそりゃあ惹かれるよねと頷かんばかり。 登場キャラクターはみんな魅力的だけど、どうやって決着をつけるんだろうか。 次が待ち遠しくてならない。
作者の前作の青空ラバーも良かったけど、更にパワーアップしている。
終わりに
あらためて、ランキング一覧はこちら。
実は、今年購入したのは少なく、なんとか10作品超えたという感じ。
続刊が多いと出費が多くなるから、後悔しないように気になってる作家の別作品を購入するということが多くなってしまいました。 新しい作品と出会いたいけど出会うと生活が苦しくなるジレンマ。
漫画好きな人はどうやって解消しているんだろう。 私、気になります!
来年もまたとても好きだ!という作品に出会えますように。
それではまた。