異世界に行きたい。[前編]

よろしくお願いいたします。

人の数だけ物語はあるとよく言ったものですが、人に聞いてもらうような人生を歩んでいると思う人はごく少数いるかいないかといったところでしょうか。 ぼくの生きてきた人生も、おそらく大多数の皆さんと同じようなものです。 普通に生まれ、普通に生きて、普通に死にゆくのみ。 何かの拍子に異世界に行ったり、突然魔法が使えるようになったりすることはありません。

異世界に行ってみたいと思う人は多くいるかも知れませんが、ただ異世界に行くだけでは野垂れ死ぬ運命にあることも薄々感じているのではないでしょうか。 どうせなら特殊な能力を持ちたい、特殊な能力を持ってその世界の人からチヤホヤされたい。 チヤホヤされたいは言いすぎかもしれませんが、誰しも承認欲求はあると思います。 自分のやったことくらいは認められたいですよね。

話を戻しましょう。 今売れている物語、最近は異世界に行くパターンは様々です。 転生したらスライムになったり蜘蛛になったり、クラスまとめて転生したかと思えば、ゲームの世界に取り残されたり。 皆さんはどのように異世界に行きたいですかね。 ぼくは断然最強になりたいです。

さて、前置きが長くなりました。 こんなタイトルで恐縮ですが、本エントリは昨年読んだ本・マンガなどをざっと振り返るといったテーマで進めていきます。 いろいろな事情で昨年は読んだ本が増えました。 読んだ本以上に買った本が増えましたが。 このまま行くと買った本を読まないまま死にゆくことになりそうです。 紙の本として持っていればそのうち誰か読むでしょ〜という気持ちになるのですが、電子書籍はそうはいきません。 やっぱりこれは電子書籍のちょっと辛いところですね。 むむ。なんとかしたいです。

では、振り返っていきます。 一応、以前読んだものは[再]なんてマークをつけようかなと思います。 2度読む本だから面白いのかな、なんて邪推はよくないです。 単純に前読んだ話を忘れているだけですので。 順番は最近読んだ順。

ONE PIECE 尾田栄一郎
[再]1~65, 66~91
言わずと知れたワンピースです。 昔読んだときからもう何年経ったのかわかりませんが、前回も最新巻まで読んだはずなのでつまりそういうことです。 91まで読んだのですが、やっぱりメリー号との別れは来るものがありますね。 ルフィの懸賞金がこんなに上がっていたなんて知りませんでした。

君と四度目の学園祭 天音マサキ
タイトルから分かるかと思いますが青春、そしてループものです。 ラブコメ感はあんまりなかったかな。 やきもきしちゃいました。

つぐもも 浜田よしかづ
[再]1~16, 17~21
アニメ化もしたアクションもの。 自分も付喪神が宿るようなものは持ってないかなと探しましたがあらず。。。 バチバチやるところが好き。 ちょっとサービスシーンは多いかも知れないです。

ぼくたちの青春は覇権を取れない。 有象利路
コミュ障な主人公と主人公が所属するアニ研の存続をかけた話。 ヒロインの女の子は[ちょっと]口数が少ないですがかわいいです。

まさか勇者が可愛すぎて倒せないっていうんですか? 真代屋秀晃
主人公は魔王。人間界にやってきて勇者を倒そうとする話。 どんなに強い魔王でも主人公なら恋に鈍感っていうところは人間と一緒だよね。

俺と彼女の恋を超能力が邪魔している。 助供珠樹
1~2
超能力者が集まっている女子校生とスケベな男子高校生のラブコメ。 こんなに想ってもらえるなんて羨ましいーーー。ほんとに。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 大森藤ノ
[再]1~12, 13~14
アニメ化がされ、映画化がされる作品。 ぶっちゃけ2018年のベストはダンまち14です。 アクション、展開、結末どれをとってもワクワクすること間違いなし。 1時に買って3時半まで読んでました。平日なのに。 次が楽しみで仕方ないです。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 大森藤ノ
[再]1~5, 6~10
食わず嫌いしてた外伝も一気に読み切りました。 なんで買った当日に読まなかったんだろう、という感じ。 主人公がロキ・ファミリアということもあり本編とは違うレベルの戦いが繰り広げられている感じ。 そこがまたとっても面白いなー。

僕のヒーローアカデミア 堀越耕平
[再]1~14,15~20
ご存知ヒロアカです。 アニメは全く追えてないのですが漫画だけ。 毎回凶悪なヴィランに立ち向かう強さ、いいですよね。 八百万百さんの個性が一番欲しいです。

妹さえいればいい 平坂読
1~10
はがないの作者の作品。 妹命のラノベ作家が主人公です。人の魅力ってわからないものですよね。 この作品も含め最近ラノベ作家が主人公って多い気がする。 最近じゃないかも。

八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。 天沢夏月
亡くなったあの人との交換日記。こういうの弱い…。 ぼくは天沢夏月さんの作品は大好物なので好きな方はぜひ。

親しい君との見知らぬ記憶 久遠侑
読んだあと「はーーー」という気持ちになります。 ちょっと不思議な話。

ぼくたちのリメイク 木緒なち
1~4
制作進行と呼ばれるいわゆる間を取り持つポジションになった主人公が周りの天才たちと頑張っていく話。 新しくシリーズとして読み始めた中では一番かもしれない。 そのくらい良かった。 アニメ化しないかな。

夏美のホタル 森沢明夫
田舎ですごした夏を切り取ったような話。 きれいな、きれいな物語。幸せになれます。 ただ読んでいるだけでほんとに中にいるような気持ちになっちゃった。

百錬の魔王と聖約の戦乙女 鷹山誠一
1~2
異世界に転生した主人公が宗主となって征服していく話。 ハーレム寄りかも。 現代知識ってやっぱりずるいよね、って実感するかもしれない。 10巻まで買ってあるけどいつ読めるのやら…。

友人キャラは大変ですか? 伊達康
[再]1~2,3~5
友人キャラを目指す主人公(主人公属性有り)という一見矛盾のようなテーマの話。 ギャグ寄りのラブコメでドタバタしながらも話が進んでいくところがとっても面白い。 友人キャラになるのって大変なんだね。

豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい。 合田拍子
1~6
ゲームの中の嫌われ公爵に転生した主人公が、活躍しながら評判を取り戻していく話。 豚公爵なのにカッコいいっていいよね。

ゲーマーズ 葵せきな
[再]1~8, 9~11
ゲーム好きな主人公がいる同好会の恋愛事情を描いた作品。アニメ化されたっけ。 不器用なのにモテるのはやっぱり人柄がいいからのかも。 完璧な天道さんが主人公の雨野くんに振り回されるところは一見の価値があります。

新妹魔王の契約者 神栖綴人
1~11
アニメ化されたはず、魔王と勇者の話。 物語が進むごとにだんだん描写が大変なことになっていきます。 これ以上言うことはありません。

覇剣の皇姫アルティーナ むらさきゆきや
1~14
軍師たる主人公が皇姫たるヒロインとともに敵に立ち向かっていく戦記物。 この本を読んだあとしばらくは戦記物を漁りまくっていましたが、ぼくがみたなかでは一番軍略やストーリー展開などを含めおもしろかったです。 自分に自身のない主人公に重なる部分はありますが、女たらしの部分は流石に真似できないかも。

エクスタス・オンライン 久慈マサムネ
1~6
ゲーム世界の魔王に転生した主人公が中心となった物語。 作者の久慈マサムネさんは魔装学園HxHを書いた人です。 つまりそういうこと。

ソードアート・オンライン 川原礫
[再]1~15, 16~20
アニメのアリシゼーションが始まる前にと振り返りました。 やっぱりキリトくんカッコいいですね。 キャラクターはたくさん出てきますが混ざることなく読むことができたのでやっぱり文章がうまいのかなと思いました。

僕らはみんな河合荘 宮原るり
[再]1~9, 10~11
河合荘という下宿先に集まる面々の生活を描いたラブコメ。 いやー良かった。最高に幸せです。

灰と幻想のグリムガル 十文字青
[再]1~9, 10~13
超濃厚なファンタジー。 最初ゴブリンを倒すのにあんなに苦戦してたみんながこんなに強くなるなんて。とほっこり。

FAIRY TAIL 真島ヒロ
1~63
アニメを昔ちょくちょく見ていたのでこれを機に。 最後こんな話だっけ?と思うようなこともあったけど良かった。大団円。

青のオーケストラ 阿久井真
1~4
バイオリンの天才のオーケストラ部での活動を描く話。 熱くて超盛り上がる。 響け!ユーフォニアムといい音楽やっとけばよかったと思うくらい面白い。 ちなみに音楽の評価はずっと3でした。

翼くんはあかぬけたいのに 小花オト
1~4
田舎から出てきたもっさり男子の主人公翼くんがイケメン美女が集うシェアハウスでいろいろする ギャグ漫画。 もう一度いいます。ギャグ漫画。 出てくるキャラクターの言動すべてが面白くて笑いをこらえきれない。

彼方のアストラ 篠原健太
1~5
SF。展開に目を丸くすること請け合いです。 この巻数だからすぐ読めちゃう。

時間がなくなってきたので今回はここまで。 それではまた。