MAGCOMIおよび月刊コミックガーデンで連載中の、転生ダンジョンファンタジー『迷宮ブラックカンパニー』
2021年の夏にはアニメ化も。
働きたくない一心で不動産投資等で稼ぎ不労所得で過ごすプロニートになった二宮キンジは異世界に飛ばされてしまい、そこにあるブラック企業で働かされることになる。 もともと労働が大嫌いなキンジはそこから逃れるためいろいろやっていく、という感じの話。
キンジのほぼ悪と言っても差し支えないことまでなんでもする姿は見もの。 筋力や魔法など秀でた能力があるわけではないけれど、それで諦めるのではなく、頭を動かしできることをやっていくことで成り上がっていく様子は見ていてワクワクする。
転生系では過去の知識を使って無双するという展開が多いけど、キンジは現況と持っている手札からやりくりしていくタイプなのでそのあたり敬遠してても楽しめるはず。
ワニベやリム、シアといった仲間も魅力的。 苦楽を共にしたからこそあるであろう信頼は安心するよね。 また、女の子は可愛く、男はカッコよく描かれているので飽きず、何度も読み返したくなるのも良い。
話としては、最初に転生した世界にとどまらず、紆余曲折あり別の世界に飛ばされることもある。 そこでも、キンジの持ち前の頭の良さで切り抜けていくので、どんどんいろんな世界に飛んでほしいかも。
アニメ化したのも納得。めちゃ面白くて好き。