買ってよかった漫画ランキング2020

よろしくお願いします。

漫画、皆さん読んでいますでしょうか。

まあ、この記事を見にくる人で読んでない人はいないのではないですかね。

好きな作品も人それぞれだと思います。 これまで漫画のランキングを作ろうかと思ったことはあったのですが、 いつも同じようなランキングになる気がしていたので作っていませんでした。

一方で、年度末ということもあり、なにか漫画を紹介したいなという気持ちもありました。

そこで、今回は、2020年に1巻を買った漫画をランキングにして紹介することにしました。 ジャンルはごちゃまぜにしています。

1巻を買ったという縛りを入れることで、新しい作品を紹介しなければならない縛りになっています。 もしかすると、知らないけど面白そうと思える漫画があるかもしれません。

このエントリを見てくれる人が、そういった作品に出会えることを願って。

それではどうぞ。

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アニメーション映画『ジョゼと虎と魚たち』感想

※このエントリにはネタバレしかないのでそれを覚悟して読むか先に観てから読むことをおすすめします。

このランキングで軽く言及したネタバレありのエントリです。 sytkm.hatenablog.com

アニメーション映画『ジョゼと虎と魚たち』を観たのは奇しくも公開初日の2020年12月25日。 その前に『劇場版ポケットモンスター ココ』を観てその出来栄えに心動かされ、 クリスマスだからと奮発しておしゃれなスープパスタを食べたあと、 映画を観ることになった。

joseetora.jp

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映画館で観た映画ランキング2020

よろしくお願いします。

2020年、あっという間に終わりが近づいてきましたね。

どうだったか、っていう振り返りは年末あたりのぼくに託すとして、今回はランキング記事です。 皆さん大好きですよね、ランキング。ぼくも大好きです。

ランキングは何を書こうかちょっと考えたのですが、映画にすることにしました。 なんだかんだ10本以上観ているので書くには丁度いいかなと。 あと、Twitterで感想を書いていたはずなので思い出しやすいのもありますね。

映画。

環境の変化や心の余裕を作るため、一昨年くらいからたくさん映画を観るようになりました。 今年はたくさん映画を観るぞ、と思っていた1-3月が懐かしいですね。 映画館で観るつもりだった映画が延期だったり、配信限定になったりしてしまい、悲しい気持ちになったことが何度あったことか。

あと、ランキングについて注意点も一つ。

重視するものって人それぞれ違うと思うので、自分と違う意見をただ否定するのではなくこういう考え方もあるんだなっていう生暖かい気持ちで観てもらえば幸いです。 また、ランキング下位の作品も悪かったということではなく、ぼくに合わなかったというだけなのであしからず。

あらすじは載せますが、ネタバレはしないように気をつけています。

それでは、どうぞ。

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あれ松虫が鳴いている

ちんちろ ちんちろ ちんちろりん。

っていう童謡ありますよね。 この歌に出てくる秋の昆虫は松虫、鈴虫、コオロギ、クツワムシ、ウマオイの五種類です。 最初の三匹までは頭にその姿が思い浮かぶんですけど、あとの二匹はまったくイメージが沸きません。

せっかく歌を思い出したんだから知識として蓄えようと思い検索してみたところ、あらびっくり、昔よく見た昆虫でした。 皆いわゆるバッタ類なので、小さい頃は区別がつかなかったんですよね。 ほぼ全員同じように翅を震わせて音を出すような昆虫ですが、同じ仕組みで音を出しているのに様々な音が聞こえてくるのはやっぱりすごいなって思いました。

検索してその姿をあらためて確認したり、鳴き声を聞いていたら懐かしい気持ちになってきました。 そして、同時にふとした疑問が湧いてきました。

午後二時、草むらに虫取り網を担いでいった、そんな少年時代、虫を捕まえるという行為はいったい何がモチベーションだったのでしょうか。


最近は草むらに入ることは滅多にありません。 引っ越してしまい昔より草むらが周りにないことや、昔よりは大人になってしまい草むらに入ると汚れたり擦り傷を作ってしまうことを嫌ってしまうようになりました。 今どき進んで草むらに入るなんて、ポケモンくらいでしかやらないですよね。

思い返してみると、小さい頃は熱中して取り組んでいたのに、いつの間にかその熱を忘れてしまっているものがたくさんあります。 落ち着いてやるべきことに集中するようになった、といえばそれまでなのですが、知らないものに対する興味や新しいものに挑戦するモチベーションなども一緒に失ってきているように思えます。

「童心に帰って」というと月並みな言葉になってしまいますが、子どもの頃の気持ちをただ投げ捨てるのではなく、ときどき思い返して忘れないようにしたいですね。

あ、最初の挨拶を忘れていました。 よろしくお願いしました。 そして、それではまた。

Twitterのフリート

よろしくお願いします。

12月に入ってしまいました。 この師走の時期といえば、毎年世間で賑わうアドベントカレンダー。 昔は1~2記事参加していたことがありましたが、今となってはそんな体力が有り余っているはずも…有り余っているはずなのになんで書けないのでしょうか。

こんな始まり方をしてしまうと、今年の12月は1日1記事を書きますっていう流れになりかねないですね。 毎日1記事書くといった約束は往々にして破れてしまいがちです。

今日はちょっと疲れたから〜〜
今日はなんかやる気ないから〜〜
気がついたら寝ちゃってた〜〜
こういった言い訳づくり、得意なんですよね。 もしかすると普段よりは多く書くかもしれませんが、多く書くと1エントリに力をあまり入れられなくなってしまうので、書く量は調整したいですね。

さて、言い訳が始まったところで本題へ。 Twitterのフリートという機能、皆さん今も使っていますか? 2020年11月11日、去年までは、いや今年もかな、ポッキーの日で親しまれていたこの日に突如現れた*1Twitterの新機能、それがフリートです。

blog.twitter.com

画像や動画、テキストを1画面に収まるように配置たものがフリートで、ユーザーは投稿。 タイムラインの上部に丸くアイコンが表示され、それを押すと皆が投稿したフリートが見られる、というもの。 一番大きな特徴は投稿後24時間で消えてしまうということでしょうか。

まるでInstagramのストーリーのような、いや見た目もストーリーっぽいし、なんなら機能はほぼストーリーだし、うーん……まあいいか。 とにかくフリートっていうのはTwitterに久しぶりに来た新機能。 皆最初は恐る恐る使っていた気がします。

でも、初々しい気持ちはすぐさま消えたみたいですね。 iOSアプリへの導入だけだったのにも関わらず、トレンドを席巻し大変盛り上がりました。 文字をたくさん入れられたり*2、絵文字でなにかを作ったり。 COVID-19、日本学術会議フェイクニュースなどなど、ポジティブな話題がなかったあの時期に舞い降りてきた新機能は、格好のおもちゃでした。

ぼくはフリートには普段のツイートとは違ういろいろな優位点があると思っています。

まず、見た目。 Twitterは文字がメインですが、フリートは1画面を専有できるので、配置などをいろいろ工夫できます。 ツイートを入れられるのもいいですよね。 シャープをつけてハッシュタグにすればそのまま検索画面に行けるのも便利だと思っています。

次に、24時間で消える期間限定の部分。 人って限定に弱いですよね。タイムセールだったり、残り1品だったり。 心理学や行動経済学でいうところの希少性の法則が当てはまるのかな。 今すぐ見ようとしないと、今回を逃したら見逃してしまうかもしれない。 そう思うと、ちょっと面倒でもそれを逃さないようにする。 なので、ついつい見てしまう、というわけです。

また、タップで次のフリートに簡単に行けるのもよいですよね。 上に書いた「ちょっと面倒でも」という部分が軽減されますから。 希少x気軽で見る人は多いんじゃないかと思っています。

さて、フリート自体の優位点について書いていきましたが、ここからは周辺について。

ぼくがこのフリート機能の中で一番よいなと思っている部分は、フリートの掲出場所です。 HOMEの一番上に表示されますよね。 この場所、誰もが欲しくて欲しくて堪らない場所だと思っています。 なぜなら、絶対誰もが見る位置にあるから。 Twitterのタイムラインは上から下に流れていきます。 よって、一番新しいツイートは上に来るため、HOMEの一番上は必ず確認する場所になります。 そんな場所に新しいコンテンツが表示されたら、確認してもらえるのではないでしょうか。

また、表示される内容も触られる仕組みになっているところもポイントだと思っています。 そうですね、未読既読の仕組みです。 まだ見てないフリートは青色で囲まれ、見たフリートは灰色で囲まれています。 未読の通知って既読しないと気が済まない人って多いのではないでしょうか。 何度も見る目立つところに未読マークがあると、気になって仕方がないと思います。 「あ、未読があるな、見よう」って思っちゃいますよね。

最後に、これはフリートの投稿者の視点になりますが、フリートを見てくれた人の一覧が表示されるのも良いなと思っています。

ツイートにもアナリティクスはありますが、詳細などは表示されていないため深堀りができるわけではありません。 しかし、フリートを見てくれる人は、自分のツイートを見てくれている可能性が高いです。 この人たちが自分のツイートを見ているんだと知ることでツイートの内容が変わった人もいるのではないでしょうか。

こんな分析みたいな話は既にさんざんどこかでしていそうな気がしますが、ぼくの所感としてはこんなところです。

さてさて、そんなフリートをぼくは毎日1つは投稿するようにしています。 おすすめ本の紹介というかたちで翌日の朝までに投稿しています。 これは、前述したような特徴のあるツールを使って 「自分の投稿を見てもらいたい。」や 「自分の好きな作品を見てもらいたい。」 という思いがあり投稿しています。 好きな作品はたくさん売れてほしいですからね。

24時間で消えてはしまいますが、ツイートを引用する形で投稿しているので、なんの作品を紹介したかは残っています。 また、スクリーンショットも撮ってあるので機会があればまとめるかもしれないです。

あと、実は投稿するために本を読み返したりしています。 新たな発見があったりするので、投稿する習慣ができてよかったなーと自分でも思っています。 毎日継続することってやっぱり大事なのでしょうか。

あれ、毎日? 話の枕にしていた毎日という話がここに繋がってくるとは。 輪廻転生? いや、正しく表すと伏線回収でしょうか。 そういえば、伏線を回収する作品って面白いですよね。 個人的には「僕だけがいない街」とか好きだったりします。

長引いちゃうと時間的にも大変なのでここまでとします。 それではまた。

*1:事前にブラジルなどではテストしていたので突然というわけではないですね

*2:後日修正

しりとり

よろしくお願いします。

突然ですが、今日はしりとりの話。

「しりとり」は誰でも知っていると言っても過言ではないような言葉遊びだと思っています。 何人でもできるし、誰でも知ってるからルールの説明をする必要がない。
本能に染み付いているといっても過言ではないのかもしれませんね。*1

しりとりのすごいところの一つに、口が動いて音を出しても良い状況ならだいたいどんな状況でもできるところがあると思っています。

場所を選ばないってすごいですよね。 なんなら、人と対面することが難しい今でもできます。 (といっても、Discordなどで通話を始めてしりとりをする人なんていないと思いますが。)

ぼくが昔いつやっていたのかを思い返したところ、高校の頃、部活の帰りによく自転車をこぎながらしりとりをやっていた経験が頭に思い浮かんできました。

高校生の頃なので、ある程度皆語彙はあります。 なので、すぐには終わらない。 そんなずっとしりとりが続く場合に備えて、よく縛りを設けていました。

皆さんは縛りしりとりをやったことはありますか。 一番最初に思い浮かぶのは、使う言葉の種類を制限する「制限しりとり」かなと思っています。 例えば、地名縛り。

アメリカ」→「カナダ」→「ダマスカス(シリアの首都)」→「スリジャヤワルダナプラコッテ(スリランカの首都)」→「テムズ(川)」→…

地理を習っていた学生時代にはよくやっていましたね。 このためってわけではないですが、国名と首都名はなぜかたくさん覚えていました。 チャドの首都で終わらないしりとりになったことも何度もありました。

他にも、文字数縛りなんていうのもやりました。 5文字以上の言葉限定にしていくと難しくなってきます。

「四苦八苦」→「クイーンベッド」→「ドリュウズ」→「ズッキーニ」→「ニャンちゅう」→…

〇〇の〇〇みたいなものは議論の余地があったりしますよね。

変わったものでは、英語縛りなんかもやっていました。

「entry」→「yield」→「discount」→「technical」→「lie」→「enter」→「rhythm」→…

スペルや意味を聞かれたときにちゃんと答えられないと恥ずかしいので必死です。 これまでの英語の経験が全部返ってくる気がしていました。

あとは、ちょっと別の観点から、時間制限なんていうのもつけていました。 時間を制限されると、人って思っているより焦るんですよね。 で、焦るととっさの言葉で下ネタが出てきてしまう。 あるあるですよね。

そういえば、しりとりのルールの方を少し弄ったものもよくやっていました。 たとえば、うえとり/あたまとり。

これは、言葉のお尻を取るのではなく、言葉の頭で終わる言葉を言っていくゲームです。 一見簡単そうなんですが、皆さんも頭の中でやってみてください。 これが、とてつもなく難しい。 しりとりで使う部分じゃない頭の部分を使っている気がします。

「しりとり」→「古紙」→こ、こ…違った、こで終わる単語だった、みたいな感じにいつもなってしまいます。

このうえとりで、自分がしりとりをするときは、ディクショナリー連想*2で単語を思い出しているんだな、と気がつきました。

「あ」から始まる単語を考える際に「ああ」「あい」「あう」と2文字目に一つずつあてはめて考えてみる。 そうして思いついた単語を出す、といったかたちです。 この連想ってうえとりには全く通用しないんですよね。

「あ」で終わる単語を言うときに、「ああ」「いあ」「うあ」と考えても、3文字目を考えるタイミングでは「あああ」「いああ」「うああ」と2文字目まで考えたものがすべて無駄になって新たに連想を始めないといけない。 徒労感が半端ではないです。

こう書いていたら、「あ○あ」「い○あ」「う○あ」と連想すればいいことに気がつきました。 もしかするとこの考え方のほうが単語が出やすいのかもしれません。

ルールをいじるしりとりといえばもうひとつ、二文字しりとりっていうのもやっていました。 簡単に言うと、後ろ2文字を引き継ぐしりとりです。

「ロープウェイ」→「栄光」→「工作」→「サクリファイス」→「イスタンブール」→…

漢字2文字の熟語が多くなってしまうとつまらなくなってしまいますが、それを制限することでいつもと一風変わったしりとりが遊べます。

いろいろなしりとりを書いてきました。 単純なルールって応用が効くんですよね。 応用が効くほうが楽しいですよね。 だからこそ、皆に愛されてきたんじゃないかと思っています。

しりとりのすごいところといえば、もう一つ、途中でやめられるという点があると思っています。 普通他人と交流するゲームって勝ち負けがつくなど一段落あるまでは抜けられないものが多いです。 ただ、しりとりは違う。

分かれるタイミングになったら、それじゃあねってその人だけ抜けられます。 残った人でそのゲームを続けられる。 よくよく考えたら、それってすごいことなんじゃないでしょうか。

これは時間制限がないという話にも繋がります。 縛りの話で少し書きましたが、時間制限を設定できるということは、つまり、もともとは時間制限がないということ。 やめたいときにやめられるっていいですよね。

最後に、人を選ばないことも書いておかなくてはいけません。 老若男女だれとでもできる。 共通の話題がなかったりまだわからなかったりするタイミングでみんなで遊べと言われたら、しりとりをしてしまう気がします。

また、その人の出す単語から趣味などその人の本性が垣間見えます。 ゲーム関連単語を多く言っていたり、難しい単語をたくさん言っていたり。 そういった話から会話が弾む可能性もありますよね。

そういえば、しりとりで言及しておかなければいけない、相手への攻め方についても言っておきましょう。 皆さんはしりとりで相手に勝とうと考えると、どんな攻撃を行いますか。

おそらく、一番良く考えられる攻撃として、1点攻めがありますね。 同じ文字で終わる単語を繰り返す1点攻め。 皆さんもやったことあるのではないでしょうか。 「る」で攻めていたら、「ルール」で返されてしまう経験、何度もあります。

どんな言葉で攻めるのがいいのか調べたところ、やはり「る」が良いというエントリがありました。

active-galactic.hatenablog.com

トリビアの種で「広辞苑に載っている言葉で長くしりとりをしたら最後の言葉は〇〇」みたいなものもありましたが、たしか「るすばん」とやはり「る」だった記憶があります。

どんな攻め方であれ、相手の選択肢を減らすということが重要なのでしょうね。

ここまでだらだら書いてから、最近しりとりをしてないことに気がつきました。 いろんな娯楽が増えてきたからですかね。 言葉を使わないとどんどん抜けていくので、できればときどきしりとりをしていきたいものです。

それではまた。

*1:過言ですね

*2:自分定義