白泉社の楽園 Le Paradisで連載中の、ラブストーリー漫画『イマジナリー』
大学進学のタイミングで離れ離れになった幼馴染である佑と真依香の日常の話。 ラブストーリーではあるものの、めちゃくちゃ日常的な日常を過ごす。
真依香のほうが都会の大学に進学して、バイトしたり、友人とダベったり、ときどき地元に帰ってきたり。 佑は地元の大学に進学して、友人とダベったり、、くらいかな。 なんにもやってないじゃんというツッコミは禁止。
まだ恋愛に至ってない遠距離なので、メッセージ送り合ったり、たまに電話したりなんだけど、ときどき会ったりもする。 幼馴染にしては距離感近い気もするけどこんな感じなんだろうか。
個人的には佑の妹が好き。 滅多に女の子と話をしない兄が誰かにメッセージを送っていたり、女の子と電話で話しているのを見つけ、誰と話しているのか考えるところとか。 兄と仲の良い妹ってなんかいいよね。
そういえばかぐや様の圭ちゃんも兄の動向を探るようなことしてたよね。 やっぱり気になるものなのか。
タイトルがイマジナリーだから意図していると思うけど、内面が細かすぎるほど書かれていたり、妄想もたくさんしていたり。 だからかもしれないけど、それぞれに感情移入がしやすくて物語に入り込める気がする。 まあ、感情移入してもやることは雑談なんだけど。
どうでもいい話でずっと盛り上がる感じとか、話題がすぐ切り替わるところとか、The日常って感じのこの空気感、最高か？みたいな。
あんまり話が進まないとイライラするときもあるけど、この作品はそれが作者である幾花にいろさんの繊細な描写もテーマにぴったりマッチしていて、心地よい。
楽園 Le Paradisは恋愛系コミック誌らしいので、他の作品も読んでみたいな。
