漫画『ぼくたちは勉強ができない』

ジャンプで連載されていたラブコメ、『ぼくたちは勉強ができない』。

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アニメもやっていたし、知っている人も多いはず。

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主人公の唯我成幸が苦手な分野の大学を目指している美少女たちの教育係をし、合格を目指す話。

きっかけはいろいろあるものの、途中からヒロインが増え、最終的には同級生3人、先輩1人、先生1人の5人に。 よくあるイベントをいろいろこなしつつ、少しずつ恋心が明らかになっていくのは好き。

よく言われているが、ハーレム系作品の主人公の中では珍しく主人公に不快感がないタイプのため気持ちよく読めると思う。 また、一応ちゃんと*1ヒロインも決まるので、どっちつかずにならないところも良い。 そのあたりも主人公への印象に関わってきているのかも。

もちろん、他ヒロインも応援していた人であってもこの作品ではいわゆるifマルチエンディングを採用しているのでダメージは比較的少なめ。 ただ、その分本ヒロインへの印象は弱まっちゃったのかなと思ったり。

とても面白いんだけど、一つ言うとすれば先生を魅力的に描きすぎちゃったかな、と思うなど。 確かに偏ることが多い人気投票だが、1回目ではもちろんのこと話が進んだ2回目で唯一票を伸ばし全会一致で1位になるのはすごいと思う。

年上先生キャラって負けがちなはずなんだけど、それをもろともしない圧倒的な得票数は尊敬に値する。 これがあったからifマルチエンディングを作ったのかもしれないと思うほど。

自分は古橋さん推しだったけど、先生も同じくらい魅力的だったからまあわかる、という感じ。 最終盤はあまり話題になってなかった気もするが、しっかりと完結しているしよかった。

*1:ifエンディングはあるが