今日も元気にボードゲームを紹介します。
またコロナが流行ってきてなかなか遊びにくくなってはいますが、はやく遊べる世界になってほしいです。
そうしないと、ゲームだけ増え続けてしまうので。。。
気を取り直して、前回(昨日)はこちら。
今回はSTEWを紹介します。
このゲームは、Quined Gamesから出ている2〜4人用の半協力ボードゲームです。 入っているのは、たった18枚のカードと説明書。
みんなでシチューを作り上げようという目的のもとで材料を鍋に入れていくパーティー寄りの部分情報ゲームです。
ゲームの遊び方
まず、全員が見える位置に6枚の害獣カードを並べて置き、その隣に材料カードをシャッフルして山札を作ります。
自分のターンが回ってきたら、山札から1枚材料カードを引き、以下のどれかの行動を行います。
- 鍋に材料の投入:鍋の山に伏せて置く
- 害獣へ材料を供与:まだ食べ物を与えられていない害獣カードの上に伏せて置く
- シチューの完成:「シチュー!」と宣言する
「シチュー!」という宣言がなかった場合は次の人にターンが回ります。 また、ターンの間の、カードが置かれてから次の人がカードを引くまでの間に「シチュー!」と宣言することも可能です。
この流れを誰かが「シチュー!」と宣言するまで繰り返し、言った時点でラウンドが終了となります。
ラウンドが終了したら、鍋の中の材料を公開したあと、食べ物を与えられていない害獣の効果を適用し、残った材料で点数計算を行います。
点数が12点以上あれば、「シチュー!」と宣言した人が2勝利点を獲得し、11点以下ならば宣言してない人全員が1勝利点を獲得します。
誰かが5勝利点に到達すればその人の勝利です。 誰も5勝利点に到達していないのであれば、もう一度準備からラウンドを行います。
感想
やることはカードを引いてどこに出すか選ぶということだけなので、サクサク進んでいきます。
断片的な情報からいつシチューが完成するかを見極めるのがかなり難しいですね。 特に、人数が多くなれば多くなるほど自分が得られる情報が少なくなるので、わからなくなってました。
4人でやったときには、他の人に先を越されたら負けてしまうため、早めに「シチュー!」と宣言されることが多かったです。 そのため、思っていたよりも点数が伸びず、シチューが完成したのは最後の1ラウンドだけでした。
みんなでワイワイしながらでき、材料が公開されたあとの振り返りも楽しかったりするので、もう一度やりたいですね。 成功したときに自然と拍手が出たのも良かったです。
遊ぶときの方針
もちろん、シチューを完成させたほうが高い点数が得られるので、シチューの完成を目指すようにしたいです。 なので、点数が高いものは積極的に鍋に入れるべきだと思っています。
待ちすぎては勝てませんが、上で言ったようにシチューの完成はしにくいゲームではあるので、どっしり構えて待つことは必要かなと思っています。
終わりに
カードの枚数は少ないですが、駆け引きはしっかりとあるので楽しめると思います。 カード裏のシチューを作る人の顔はちょっと怖いですが(笑)、そのうち愛着が湧いてくるのではないでしょうか。
害獣カードは材料カードと混ぜることがないのでできれば裏面を違うデザインにしてほしかったですが、値段がそんなに高くなかったので仕方ないですね。 小箱なので気軽に持ち運べる良いゲームだと思います。
それではまた。