今回も持っているボードゲームを紹介します。
前回はこちら。
本日は『ニャー』。
2人から6人まで遊べるかわいい猫が餌や骨を取り合う(譲り合う)トリックテイキングゲームです。
ゲームの遊び方
まず、トリックテイキングゲームとはどんなものか。 これは、小さな勝負(トリック)を繰り返して、ポイントを獲得していくゲームのことです。
小さな勝負というのは、主に各プレイヤーは裏向きに配られた手札から順番にカードを1枚出し、全員がカードを出したら一番大きい数字が勝ちなどそのゲームごとのルールで勝者を決めるというものです。 また、カードを出すのに、最初に出した人と同じ種類のカードを出さなくてはいけないなどの制限があったりします。
昔からトランプを用いて遊ばれており、様々な種類が存在しています。
このニャーもそんなトリックテイキングのひとつです。
ニャーで使うカードは3色。 赤、青、緑でそれぞれ1から18まで書かれています。
ゲームは3ラウンド行い、1ラウンドは9回トリックを行います。 ラウンドごとに、参加するプレイヤーにカードを9枚配ったら、ご褒美トークンを9枚表向きに並べます。
つまり、カードは全て使うことになりますね。
ご褒美トークンは左から右の順にトリックで勝利した人が獲得していきます。 ご褒美トークンにはプラス点がもらえるトークン、マイナス点を受け取るトークン、マイナス点をなしにできるトークン、2枚持っているとマイナス20点になるトークンの4種類があり、トリックごとに勝つべきか負けるべきか考えることになります。
ニャーのトリックは、マストフォロー・切り札ありと呼ばれているものです。 マストフォローは最初に出した色(リード)と同じ色のカードが手札にあれば、必ず出さなければいけません。 また、緑カードが切り札となっており、緑カードが出ている場合には、緑カードの中で一番大きな数字を持っている人が勝利となります。
また、同じ色の1と18が同時に出ていたら、その色の中では1が最も価値が高くなります。
このルールでカードを出していき、3ラウンド終了時に最も点数が高い人が勝利となります。
感想
ルール自体は知ってはいたものの、これまでトリックテイキングを一度もやったことがなかったのですが、ニャーで初めて遊んだときに、面白いけど考えることが多くて大変だなと思いました。
ただ大きい数字を出せばいいというわけではなく、どのタイミングでだせば勝ち、度のタイミングで出せば負けるのか、ということを考えなければならず、数えられる数しかないカードから出すだけなのにかなり悩んでしまいますね。
遊ぶときの方針
意外とプラス点になるトークンは多くないため、出ていたら積極的に取りに行ってもいいように感じました。
マイナス点についても、手札が悪い場合は-1や-3などの低い数字は許容範囲と考えるのが良いと思います。
トリックテイキングについてはカウンティングという何が出たか誰が何を持ってないか、をきちんと覚えておくことでゲームが有利に進みます。
自分はそこまで精通してないのでざっくりとしか覚えずその場その場で出せればなあと思いますが、勝ちたい場合にはそのあたりもしっかり考えたいですね。
終わりに
かわいいイラストとは裏腹に、そこそこ厳しい戦いを強いられるのが、また面白いですね。 カードが丸くてシャッフルしにくいのも愛嬌かなと思います。
それではまた。