ボードゲーム紹介です。
前回はこちら。
今回紹介するのは、『Boss Monster』。 2人から4人までで遊べる、ダンジョン建築ゲームです。
ダンジョンの主として自分だけのダンジョンを作り、ヒーローをおびき寄せ経験値を稼ぎます。
ゲームの遊び方
まず、このゲームにはいくつかの種類のカードがあります。
左から、ヒーロー、ボス、部屋、呪文。 ヒーローにはエピックヒーロー、部屋には強い部屋が存在します。
では、どう遊んでいくかを見ていきましょう。
部屋カードと呪文カードを全てと、カードに書かれている人数アイコンに従って使わないヒーローを取り除き、残ったカードをデッキごとにそれぞれシャッフルし山札を作ったら場の準備が完了です。
ボスカードをシャッフルし、プレイヤーにそれぞれ1枚ずつ配り、表向きでそれぞれの手元に置きます。 ボスカードに書いてあるXPが高い順に行動を行うことになるので確認してください。 XPの順番に時計回りに並ぶと良いかもしれません。
その後、各プレイヤーは山札から部屋カードを5枚と呪文カードを2枚引き、その中から2枚選んで捨ててください。 そして、手札から部屋カードを1枚選び、全員が一斉に公開します。
選んだ部屋の建築時の効果があればそれを適用し、ユーザーの手札の準備が完了です。 このとき、先述したようにボスのXPが高い順に効果を実行してください。
ゲームはターン制で、各ターン5つのフェイズからなります。
- ターン開始フェイズ
- 建築フェイズ
- 引き寄せフェイズ
- 冒険者フェイズ
- ターン終了フェイズ
ひとりひとりこのフェイズを行うのではなく、皆一斉に行動を行うことに留意してください。
ターン開始フェイズでは、以下2つの内容を行います。
- プレイヤー人数分ヒーローの山札からカードを引き、中央に公開する
- 各プレイヤーはカードを1枚引く
今回ダンジョンを攻略しに現れるヒーローが登場するので、よく見てください。 また、通常ヒーローのカードが切れたら、エピックヒーローの山札から引いてください。
続いて建築フェイズです。 このフェイズでは、自分の手元から部屋カードを1枚伏せて以下2つのどちらかの場所に配置します。
- 自分のダンジョンの一番左
- 既にあるカードに重ねる
つよい部屋はすでにある宝物タイプが共通している部屋に重ねてのみ建設が可能です。 通常の部屋はどこでも建築ができます。 また、ダンジョンに部屋は5つまでしか建設できません。 5つ部屋を建設したら、既存の部屋に重ねて建設することを考えてください。 合わせて、5つ部屋を建築したあとは、ボスの特殊能力も利用できます。
次は、引き寄せフェイズです。 このフェイズでは、以下の内容を行ってください。
- プレイヤー全員のダンジョンにある宝物の数を比べる
- 場に出てるヒーローの宝物タイプの数が多いダンジョンに、そのヒーローが引き寄せられる
- 宝物の数が同じ場合には、ヒーローは街にとどまる
すべてのヒーローのチェックが終わったら、冒険フェイズに進みます。
冒険フェイズでは、ヒーローはダンジョンに攻め込みます。 ヒーローは、左の部屋から順番に攻略していきます。 部屋に入るごとに書いてあるダメージ分ヒーローは傷つき、ダメージの合計がヒーローの体力以上となったら得点エリアに裏向きに置きます。 体力が残ったままボスまで辿り着いたら、得点エリアに表向きで置きます。
ダンジョンに入った全ヒーローが冒険フェイズを終えたら、ターン終了フェイズとなります。 ターン終了フェイズでは、ターン終了までの効果が終わります。 また、一緒にゲームの終了条件の確認も行います。 以下の条件を確認してください。
- 負傷を5つ以上受けているプレイヤーはゲームに敗北
- 負傷が5つ未満で魂を10個以上集めたプレイヤーはゲームに勝利
- 複数プレイヤーが同時に条件を満たしている場合は、魂の合計から負傷の合計を引き、最も大きいプレイヤーが勝利
- それでも同点の場合、XPが低いプレイヤーが勝利
ゲームの終了条件を満たしていなければ、次のターンが始まります。
また、ゲーム中に呪文を使うことができます。 呪文を使うタイミングは、建築フェイズと冒険フェイズ。 ハンマーが書いてある呪文は建築フェイズに、斧が書いてある呪文は冒険フェイズに使えます。
感想
ダンジョンを作って敵を呼び込むというのが勇者のくせになまいきだ。やタワーディフェンスなどのゲーム感に似ていて、とても好みの作品です。
また、宝物の数で他人との駆け引きが生まれるため、自由に建築できないのもとても悩ましいです。 宝物を多くしようとするとダンジョンが弱くなり、逆にダンジョンを強くすると宝物が少なくなり全然ヒーローが来てくれないので、いい感じにしないといけないのが難しいですね。
一度遊んだときは、持ち主だからか呪文を集中砲火されてすぐに負傷5となってしまいゲームに敗北したので、とてもつらかった、、、。 リベンジしたいですね。
遊ぶときの方針
負傷は得点計算時にマイナスになりうるため、できれば避けたいですね。 倒せる算段が立つまでは、ヒーローを呼び込まないほうがよい気がします。
呼び込まない方法としては、その宝物マークの部屋を作らない、もしくは、他プレイヤーと同数以下にするの2つです。
逆に、わざと自分の部屋を上書きして他人にヒーローを送り込み、他人に負傷を与えるのもいいかもしれませんね。
終わりに
ドット絵が好みということもあり買ったゲームなのですが、内容もワクワクするもので買ってよかったなと思っています。 というか拡張もいろいろ出ていて、それらも揃えているので時間があるときにやりたいと思っています。
遊ぶにはやっぱり日本語化したほうがいいのかな？と思ったり。
それではまた。
