ボードゲーム『Santorini』

持っているボードゲームを紹介します。

前回はこちら。

sytkm.hatenablog.com

本日は『Santorini』

2人対戦がメインで一応4人まで遊べるアブストラクト&個別パワーゲームです。

お互いに自分のコマを動かし建造物を配置し、最上階を目指します。

ボードゲームアリーナでも遊べます。

boardgamearena.com

ゲームの遊び方

2人プレイでの遊び方です。

ゲームボードを組み立て、好きな色のコマを2つ取ってください。

一番若いプレイヤーがスタートプレイヤーとなり、コマを2つ置いてください。 もうひとりは、その後2つ置いてください。

ゲームは交互に行います。

自分の番になったら、

  1. Move
  2. Build

の2つを順番に行います。

Moveでは、自分の色のコマをどちらか1つ選び、それを8方向のどこかに動かしてください。 ただし、移動できるのは1つ高い場所までとなります。

続いて、Buildでは移動したあとの場所から8方向のどこかに建物を1つ建築してください。 こちらには制限がありませんが、階ごとに置けるブロックが決まっています。 また、三段目の上にはドームを置くことができます。

このMove&Buildを順番に繰り返していき、勝利条件を満たしたプレイヤーが勝利です。

勝利条件は2つ。 * 自分のコマが3段目の上に移動する * 相手のコマがどこにも移動できない となった場合に勝利となります。


これが基本ルールですが、プレイヤーはお互いに最初にGod Powerと呼ばれる個別能力を選ぶことで、その能力を使って対戦できます。 もちろん勝利条件は変わりませんが、MoveやBuildのルールが自分だけ変わることがあります。

スタートプレイヤーはたくさんあるカードから2枚選び、後手番のプレイヤーがどちらのカードを利用するか選んでください。

その後そのカードの力を使って対戦します。

カードは基本セットに40枚ついていますが、ここでは簡単に簡単なGod Powerを紹介します。

まず、一番左のApollo。 これはMove時に移動できる場所にいる相手のコマと自分のコマを交換することができます。

続いて、Artemis。 これは、2回Moveができます。

次に、Athena。 これは、自分がMoveで1つ上の階に登ったときには、相手は1つ上の階に登ることができなくなります。

最後に、Atlas。 これは移動できなくなるDomeがどこにでも置くことができるようになります。

これらのカードの効果は毎ターン利用できます。

感想

God Powerがない通常のゲームでも十分楽しいですが、入れると毎ゲーム全く違うゲームになるのがとても面白いです。 やることは1つ移動して1つ建築するというとても単純なルールなのですが、少しの違いでこれだけバリエーションがあるゲームになるのがすごいですね。

相手の能力も公開情報なので、どういった戦略で攻めてくるか考えながらやるのが楽しいですね。

神パワーによっては相手に勝てない可能性もありそうですが、何度か遊んでいる限りでは目にはしていないです。 もう一度やろう!と何度も言いたくなるようなゲーム性で楽しいですね。

遊ぶときの方針

とにかく自分よりも相手の邪魔のほうが優先度が高いです。 そのため、相手から遠いサイドで建築すると、相手は複数ターンを使って移動せざるを得ないため、有利になります。

ただ、相手から自分が遠いということは自分からも相手が遠いということなので、相手に先を越される可能性があります。 自分のコマは2つあるので、それらをうまく使って防ぎつつ自分を優位に進めましょう。

終わりに

英語版を購入していますが、言語依存はルールくらいでほぼないため、全然英語がわからなくても楽しめます。

建築が進むと見た目も派手になり写真映えするところも気に入っています。

それではまた。