本日はボードゲームを紹介します。
前回はこちら。
今回紹介するのは『セカンドベスト!』。
前に紹介したクローバーブーケと同じ企画ですね。
相手の最善手を阻止することができるという変わったアブストラクトゲームです。
ゲームの遊び方
それぞれ白と黒のどちらかを選んだら、駒を8枚受け取ったらゲームスタート。
まずこのゲームの勝利条件を紹介します。 どれかの条件を満たしたプレイヤーの勝利です。
- 4つの連続したマスの一番上が自分の駒になっている
- 1つのマスに自分の駒が3つ重なっている
- 相手が駒を移動できなくなる
また、移動の結果どちらも勝利条件を満たした場合には、移動したプレイヤーが勝利となります。
上記勝利条件を目指し、自分の手番になったら、駒を1つ盤上の任意のマスの上に置いてください。 もし置く駒が手元にない場合には、盤上の一番上の自分の駒を1つ隣か対岸に移動させます。 どちらの場合であっても、駒を置けるのは最大3段まで。 3段以上に置くことはできません。
また、もう一つ重要なアクションとして相手の手に対し、「セカンドベスト!」とターン毎に1回宣言することができます。 この宣言をした場合、相手のプレイヤーは最初に置いた、もしくは移動させた手とは別の手を選択しなければなりません。
駒を置いたあと、相手の宣言がなければターンが変わります。
これを繰り返し、最初に挙げた勝利条件を満たしたプレイヤーが勝利となります。
感想
ルールはそこまで難しくないのですが、どうすれば相手に勝てるのかを考えるのがかなり難しく、1プレイに結構時間がかかってしまいました。
箱には5分から15分と書いてあるのですが、大人同士がやる場合にはもう少し余裕を持ったほうがいいと思います。
長い勝負のあと、相手を出し抜けたときはとても嬉しかったです。
遊ぶときの方針
ルール上、勝つためにはいわゆる将棋などでいう王手になる駒の置き方を2種類用意しておかないと、ゲームは終わりません。 なので、どういう道筋で2種類作るかを考えることが多くなると思います。
やりたいことができるようにするには、自分が動くやすくなる方がよいですね。 自分を動きやすくするには、相手の駒の動きをどれだけ制限するかが重要になります。
例えば、2つ駒を重ねているところに自分の駒を重ねると、自分の駒1つで相手の駒2つを止めることができます。 そうすると、1駒分得になるので、動きやすくなりますね。 そういった状況にしないためにも、3つ重ねるという勝利条件はあまり積極的に狙わないほうがいいと感じました。
終わりに
このゲームは、ダイソーのゲームが簡易版となっており、木で作られた豪華版もあります。 ゲームを遊ぶだけではこちらで十分ですが、このゲームが好きだと豪華版も欲しくなってしまいますね。
反対側に移動できるのを忘れてしまいがちなので、それだけご注意を。
それではまた。